ゆる中学受験だからこそ習い事が続く
わが家では、長男が小4の2月まで公文式の英語・国語・算数、小5の2月まで公文式の英語・国語、そして、結局公文式の国語は受験まで続けていました。
公文式と水泳を3歳が始めましたが、結局どちらも辞めることなく続けています。
ですので、どちらも9年続けていることになります。
また1歳の時から、こどもチャレンジも習わせていて、チャレンジは小4の終わりまで続けました。
また小4からは、スタサプ中学受験講座もやらせていました。
正直、私の実感としては、もう1つくらい習い事があったとしても続けていけたと思います。
そのため、年長の次男は現在、公文式と水泳に加えて、現在、ピアノとサッカーとそろばんとRISUを習わせています。
長男の時は、私は公文式こそ最高の教材、そしてどんどん進むのだ!と考えていましたので、長男には公文式ばかりで、あまり他の習い事をさせていませんでした。
ただ以前の記事にも書いたように、公文式は確実に行き詰まります。
また中学受験の算数においては、わが家は公文式の学習方法に足をひっぱられたと考えています。
公文式は1日5枚にベスト設計されている
河野玄斗の母親の動画や本人の話を聞いていると、公文を多い時で1日100枚やったという逸話がでてきますが、毎日の話ではないと思います。
楽しくて、楽しくて仕方ない時に、100枚やったのだと思います。
1日100枚ペースでやれば、1ヶ月程度で、F教材(小学校6程度)が終わってしまします。
たしか、小3の終わりに中学3年生の教材を終わらせていたとの話がありましたので、すごいとは、思いますが、教室に数年に一人いるレベルです。
では公文式において大切なことは何かというと、
それは、公文を辞めたくならない程度の宿題量を毎日させることです。
浜学園スーパーバイザーの佐藤ママですら、1日10枚を朝と夕方と夜に分けて、少しずつ小分けにやらせていたという話ですから、公文式を1日10枚はやらせすぎな状態です。
私も、長男が年長の時は、算数を1日10枚やらせていて、完全に算数嫌いの子どもにしてしまいました。(本人の特性もあると思いますが…)
国語、英語は1日5枚が、受験終了後の現在でも続けていますが、本人も公文式が今でも面白いようです。
しかし、算数に関しては、デンジャラスのDで有名なD教材(小4程度)で、1日3枚しか進めることができず、その上、D教材を8周することになり、算数はE教材の途中で小4の2月となり、浜学園のWeb小5の教材に入ることになりました。
その計算嫌いが…
嫌いというより、計算の正確性に難がある。この正確性は公文式のA教材(小1程度)を完璧にしていないことにより起こる現象。この話はまたの機会に…
結局、問題の解法が分かっても、時間内に解答にたどり着けないという現象に繋がり、算数が面白くない。算数が苦手という状況に繋がってしまったと考察できます。
算数教材は、1にスピード、2に正確性、3に美しさ
これは、仕事にも当てはまります。
やはり仕事ができる人は、スピードが早い。
スピードが早いから、修正する時間がある。
スピードが早くて、正確なら余裕ができるから机の整理やフォルダの整理、
書類の整理をおこなうことができます。
すると、次の仕事もよりスピードがあがるという正の循環が生まれます。
職場のデスクは、その人の脳内を表現しています。
算数のできる子は作図が美しい
一度、私は仕事の関係で灘高校の算数の授業を見学したことがあります。
生徒も毎日のように、大人が来ている環境なのか、特に驚いた様子もなく、いつも通りの授業風景だったと思います。
男子校だけあって、教室の床には漫画や柔道着が散らかっていましたが、机の上だけは綺麗でした。
ただ机の中はぐちゃぐちゃでした。
ただ、黒板に作図していた二次関数の放物線が連続するグラフが、とてつもなく美しかったことを覚えています。
しかも、全員が美しい作図をしていました。
そんな子がどーやって算数ができるようになるのかを知りたくて、浜学園に興味を持ったのも、長男には悪いですが、親の塾選びのエゴかもしれません。
ちなみに、浜学園では、定規の使用は禁止ですので、問題を解けば解くほど作図が上手くなります。
受験までに子どもの脳を大きくしておくことが重要
私は、中学受験の受験勉強に必要なことは、
中学受験の勉強に入る前に、
「子どもの脳を大きくしておく」ことだと思います。
脳のシナプスは、興味がない場合、その分野ばかりを刺激しても、繋がることはありません。
受験直前期に、何度問題演習をやらせても、子どもの点数が伸びないのはそのためです。
シナプスが繋がっていない状態で、何度そこを刺激しても、理解には繋がらないのです。
やみくもに答えを暗記して、テストや受験で解けない問題があるのはそのためです。
みなさんも、アイディアや企画、忘れ物や問題解決の糸口が、まったく関係ないことをしているときにひらめくのはそのためでしょう。
だからこそ、受験までに適切な体験や経験、習い事をしておくことは、私は遠回りのように見えて、
「ゆる受験」、「省エネ受験」の極意だと思っています。
ただ、行きたがりもしない子どもをプラネタリウムに20回連れて行く必要はないと思います。
長男のように、たった3回のプラネタリウムで、将来の夢を決めた子どももいます。
習い事も適切な量があると思いますが、次男には私の興味関心もあり、少し多めの習い事をさせている自覚もあります。
こどもに習わして分かった中学受験を見据えた習い事
私習い事の受験にどのように有利に働くかの見解を書きます。
よく言われていることを私なりに解釈します。
公文の算数は計算力がつく → 机に向かう忍耐力がつきます。これが中学受験で一番大切です。
公文の国語は読解力がつく → 縮約力(文を短くする)がつきます。先生の話が理解できます。
公文の英語は英文読解力がつく → 英語を学ぶことで、日本語を正しく理解する力がつきます。
水泳は体力と柔軟性がつく → ウイルスに強くなります。脳の複雑な空間把握力がつきます。
サッカーは協調性がつく → 玉の回転運動により、物体の動きや重量力の概念を理解します。
ピアノは音感がつく → 普段使わない方の脳が活性化し、左脳と右脳が繋がります。
チャレンジで勉強ができるようになる → 知的好奇心を満たすということの喜びを教える。
RISUで算数が得意になる → 算数は穴の空いたバケツ。穴をふさぐことができる。
そろばんは暗算ができるようになる → 数の多い、少ないを脳内でイメージする力がつく。
(暗算が受験に役立つと思っている方も多いですが、暗算できるまでにとてつもない時間が必要)
これが、私が長男と次男に現在までに習わせた習い事で分かった効果です。
また1つ1つ詳細にブログで書きたいと思います。
特に私が受験塾に通うまでに子どもに習わせたい習い事としては、
こどもチャレンジです。もちろん小学生講座(特に紙教材)もです。
受験にまったく対応できないと思ってらっしゃると思います。
私は教材好きですので、こどもチャレンジの完成度は世界一だと思っております。
またその理由は次のブログで記載したいと思います。
コメント