中学受験を取り巻く環境の変化
私が子どもの教育に興味を持ち出した20年前は、今程の中学受験が過熱した状況でははなかったと思います。
ましては、芸能人の子どもが中学受験の挑戦をテレビで特集するなんてことはありませんでした。教育といえば、尾木ママがよくテレビに出演していたイメージです。
しかし、昨年は、漫画「2月の勝者」がドラマ化され、
おおたとしまさ氏の「勇者たちの中学受験」や
「君とパパの片道列車」がベストセラーになるなど、
世間の親たちの中学受験に対する意識はどんどん高まっていると感じます。
正直、自分の子どもが中学受験をする時には、
下火になっていてほしいなぁと思っていたのですが…。
甘かったですね。
佐藤ママという存在
やはりそうゆう意味では、この受験界における佐藤ママの存在は、
圧倒的だと思います。
AMEBAブログを見ていても、佐藤ママを「我らが教祖」と称える
親たちも数多く顕在します。
たしかに、同じ関西圏に住む者として、
中学受験を息子と経験した上で、
佐藤ママの子どもたちは、とんでもない結果を出されていることは確かだと思います。
家庭教師として佐藤ママに子どもを預けたい親はとても多いでしょう。
子どもたちの精神力もそうですが、親として
子どもの環境づくり、なによりも佐藤ママ自身の
子ども4人分を大学生まで寄り添うという長期間の根気と計画性はすごいと思います。
しかしそれは、大前提として、「専業主婦」であることが大きいです。
しかし、昨今専業主婦で中学受験に挑戦できる恵まれた家庭が、
この世の中に何世帯いるでしょうか…。
しかし、全世帯私立高校無償化の流れや、首都圏の中学受験がどんどん増加していることから、
私のようにフルタイム共働きで臨む「中学受験の方法論」の
必要性を感じるようになりました。
それが、このブログを書こうと思った理由です。
多くの人がこのブログを目にし、ご意見をいただけるように
更新を続けていきいたいと思います。
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