小学校6年生の塾代
これは多くの方が気にするところでしょう。
うちも下に2人いますので、非常に、大切なことです。
先日2月から1月までのかかった塾代を計算すると、約85万円でした。
関西では1番高いだろう塾だったので、以外な金額に驚きました。
受験ブログを結構見ていたので、小学校6年生は最大150万円かかると聞いていたので、思ったより安かったと思います。
ただし、我が家は最難関狙いではなく、元々最難関の子達が不本意に合格する学校狙いだったので、安く済んだのかもしれません。
ただ、その学校でも得意の1教科はほぼ合格最高点で合格してくれているので、今後に対しての安心感は持っております。
安く済んだというよりも、私は安く済ませたかった。ただ通信教育では無理だと感じたので、小学校6年生のみ通塾させております。
お金をたくさん払うと、人間だれしも期待値が上がっちゃいますから…。
宿題をいかに減らせるか
通塾させてまず感じたのが、
「宿題が多すぎること」
きっと最難関の子どもたちは、寝る時間と、ご飯食べる時間以外すべて勉強して、丁度くらいの宿題の分量ではないでしょうか。
家庭によっては宿題は「2回まわす」というところは、「睡眠学習!?」でしょうか。
わが家はフルタイム共働きで、子どもももちろん自発的には学習をしてくれませんので、宿題を全部やるのは最初から無理だと思いました。
今年の私の仕事は、
「宿題をいかに減らせるか」
でした。
塾の先生が減らして良いと言うことは、まぁ矛盾が生じますので無理かなと。
案の定子どもが多めに宿題をやってくると「すばらしい!その調子!」というコメントが書かれます。当たり前のことですが…
また自分で考えて減らしなさい。と言うと、不合格だった時や成績が下がった原因を子どもに作らせることになります。
受験のすべての責任は親がとる
この責任を取れるのは、親しかいません。私は、不合格だった時に、息子に謝る覚悟を持って宿題を半分に減らしました。
その代わり、予定表を見て、半分の宿題ができていない時は、もちろん叱責しております。勝手に宿題しませんからね。
高校受験や大学受験は子どもの希望のはずです。
だけど、小学校受験や中学受験の責任は子どもにはありません。
だって義務教育ですからね。
親にも子どもに教育を受けさせる義務があります。
その義務教育に国立や私立を選ぶと、
小学校の友人と離れた中学校に進学する。放課後の遊びの時間を削ってまで。
そんな子どもにとってのデメリットを背負わせることになります。
それでも、親は義務教育ではかからない、高い入学金や授業料、高い制服代やICT関連費を払うのは、子どもに少しでも理想的な教育を受けさせたかったのでしょう。
見栄や家庭の事情もあるでしょうが…。
ただ中学受験は子どものワガママや希望だけで、挑戦するにはお金がかかりすぎるというのが、この中学受験の欠点でもあり、日本の階層化を生んでる原因でもあると思います。
私が小学校の時に親に言っても、全く取り合ってもらえる環境ではありませんでしたので。
期待値をあげないこと
親もこの子はすごい可能性を秘めているので、食べるものを我慢してでも、挑戦させたい!という家庭もいらっしゃるでしょう。
それも良いと思います。
ただ私は、すべてはバランスだと考えていますので、そのように思うことはないでしょうが、そこに投資すること自体は手堅いと思います。
しかし、「投資額は親の期待値と比例」しますので、あまりむちゃな期待はしない方が良いと思います。
期待が大きいと落胆も大きくなります。
子どもは自分の考えを持って生きています。
そしていつかわれわれ親を超える存在です。
そんな存在は、もともと期待することすら不必要なのでしょう。
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